「経済指標」【★★★】
公開日: C金融資産運用/経済指標
今日のファイナンシャルプランナー2級合格のための勉強は、金融資産運用の「経済指標」です(*´∀`*)★みっつなので、重要ポイント。
経済指標はFXにも株式投資にも大きい影響を与えます。
なので、ファイナンシャルプランナー試験対策のためというわけではなく、自分の投資のために必要な知識です。
代表的な経済・景気の指標
景気が良い(好況)か悪い(不況)かを判断するための指標。
国内総生産(GDP)
内閣府が年4回発表する。国内の経済活動によって新たに生み出された財・サービスの付加価値の合計をいう。
わが国のGDPは、民間最終消費支出が最も高い構成比を占めていて、常に50%を超えている。
経済成長率とは
GDP(実質GDP)の前年比または四半期ごとの前年同期比における変化率で示したものを経済成長率という。実質GDPとは、名目GDPから物価変動の影響を取り除いたものをいう。
GDPと三面等価の原則
経済活動は、生産⇒分配⇒支出という流れを繰り返すが、生産・分配・支出は、同一の価値の流れを異なる面から見ただけにすぎない。そのため、生産=分配=支出となり、これを三面等価の原則という。
景気動向指数
内閣府が毎月発表する。景気動向指数とは、景気の状況を総合的に見るため、複数の指標を統合した景気指標。
景気の動きに敏感に反応する28の景気指標のうち、景気に先行して動く「先行系列」、景気に一致して動く「一致系列」、景気より遅れて動く「遅行系列」の3つに分類される。
CIとDI
景気動向指数にはCI(コンポジット・インデックス)とDI(ディフュージョン・インデックス)の2種類がある。従来はDIを中心に発表されていたが、現在はCIを中心に発表されるようになった。
CIは、主として景気変動の大きさやテンポ(量感)を測定。
DIは、景気拡張の動きの各経済部門への波及度合いを測定。
各系列に前月比の変化量を合成して算出したものがCI(コンポジット・インデックス)で、景気変動の大きさや量感を示す指標。
景気基準日付(景気の山・谷)は、一致DI(ディフュージョン・インデックス)の各採用系列からつくられるヒストリカルDIに基づき、景気動向指数研究会での議論を経て決定される。
景気指標の例
先行系列・・・新規求人率、新設住宅着工床面積、実質機械受注など一致系列・・・鉱工業生産指数、大口電力使用量、有効求人倍率など
遅行系列・・・法人税収入、家計消費支出、完全失業率など
日銀短観
日本銀行が年4回発表する。日銀短観は、全国約1万社の起業の経営者を対象としたアンケート調査を行い、それを集計したもの。
特に注目されるのが「業況判断DI」
業況判断DI=業況が「良い(であろう)」と答えた企業の割合-業況が「悪い(であろう)」と答えた企業の割合
マネーストック統計
日本銀行が毎月発表。マネーストックとは、個人や法人(金融機関以外)、地方公共団体などが保有する通貨の総量。
なお、國や金融機関が保有する通貨は含まない。
消費者物価指数
総務省が毎月発表。全国の一般消費者が購入する商品やサービスの価格変動を表す指数。
税金や社会保険料等の非消費支出、土地建物や有価証券などのストック価格は含まれない。
また、消費税を含んだ価格で集計されている。
企業物価指数
日本銀行が毎月発表。企業間で取引される商品などの価格変動を表す指数。
サービスの価格は含まれない。
原油価格や為替相場の変動の影響を受けるため、消費者物価指数より変動が激しい。
どこから発表されるのか、年に4回なのか、毎月発表されるのかをきちんと覚えよう。
CIとDIがいまいち理解しづらいなあ・・・
明日もまた、勉強頑張るぞー(*´ω`*)
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